ユノの昔話☆9
衝撃的な彼女の発言で、私も一瞬固まってしまったが、母親に対する不満が出始めてからは止まらなかった。
「ママの彼氏は好い人だと思うけれど、朝起きて彼氏が夜から来て泊まっていたと思うと、凄く嫌だったし、私が働くようになって最初はボーナス時にちょっと助けて欲しいという感じだったが、最近は毎月お金を送ってくれるのが当たり前になっているし、ギャンブルなんかしなかったのに、パチンコ行っている話を聞くともう、軽蔑してしまう。」
彼女はママのことが好きだからこそ、変わっていく母親に幻滅している感じでした。
まずは、母親である私の友達に、今の体の状態を伝えて、お腹の赤ちゃんの不倫相手には、これからどうするのか?
中絶はしたが、今後家庭をどうするのか?つきあいはどうしていくのか?きちんと話して決めていくこと。
話し合いをきちんと決めていかないと、家庭は捨てられない、彼女も捨てられない、また妊娠してしまいまた、女性の負担になるということを繰り返すからです。
結婚はしていないのに妊娠するということは、ただ子供が出来たということでなく、子供が命がけでメッセージを送って来てくれていることなのです。
そのメッセージをきちんと受けとめないと、同じことの繰返しで子供が犠牲になります。
彼女はお母さんに話すことを約束し
、今の彼とは辛いけれど未来が無いなら別れると言って電話を切りました。
私は、友達の子供が私に相談したことが気になって、私に連絡してきたら私からは言えないけれど、話があると思うから聞いてあげてと伝えようと思ってました。
しかし、連絡はなく私から連絡も出来なく2年経ったころ、また友達の子供から連絡がありました。
「ユノちゃん、以前はありがとう。あれから、やっぱりママには言うことが出来ず、ママもお金をねだって来るから、連絡もしてないの。そして私、結婚したの。同じショップで知り合った人だから今度会ってね。」
元気そうな声で良かったですが、
相談された私はあれから、友達には言うことも出来ず、友達も母親という立場を忘れてしまい疎遠になってしまいました。
あれから10年。
はやいものです。
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