ユノの昔話☆3
元彼と元カレの彼女と過ごす一夜ってどうなんだろう?
経験したことのない時間を迎えようとしているが、なんだかドキドキです。
「はじめまして、ユカです。よろしくお願いします。」
海の家に着いた人から、バーベキューの準備をしていた時に、彼女は元カレの後について入って来ました。
若くてスレンダーで顔立ちが整っていて「旅行会社のキャンペーンモデル」風で綺麗可愛い彼女は爽やかな感じです。
食事会が始まり、10名ちょっと集まったメンバーで盛り上がっていたときに、お酒の補充をしていた私に近づいてきて、「何か手伝いないですか?」と言ってきました。
「冷蔵庫のビールで足りない感じだから、氷張って冷やすの手伝ってくれる?」
他愛もない話をしながら、手伝いをして、落ち着いた頃には二人で話込んでいました。
「彼氏とかいないのですか?」
若いから、嫌みではなく素直直球を投げてくる彼女。
「このところいないのよ、なかなかね~」
「彼は優しいの?」
「凄く優しいです。私にだけでなく、私の親にも優しいです。私の親は病気でほとんど家と病院の往復なんです。たまに送り迎えもしてくれるのですよ。」
あの、元カレチャラ男が、彼女の親の送り迎え??
私の誕生日もすっぽかし、他の女性と遊んでいて、電話したらいつも夜は酔っぱらっている彼が?
「あの人、そこまでしてくれるの?凄いね、可愛いから何でもしてあげたくなるんじゃない?」
「優しいですよ。でも、私だけじゃなくて、いろんな人にもですよ…」
?(・_・;?
なんか意味深な言い方
「親にまで優しいなんて、惚れてなくては出来ないよ」
「私の親だけでなくて、いろんな女性に優しいですよ」
でたよ、あいつの病気。
いつになっても治らないチャラチャラ病。
「でも、彼女と他の女性とはきちんと分けていると思うよ。」と私は言ったが彼女には、気の使う言葉はいらなかった。
「彼は、優しいからどうしてもモテる人だから、仕方ないんです。でも、私の大切な親に、あれだけ良くしてくれるから、モテるのは目を瞑らないと。」
「でも、心配でしょ?」
「私も彼にとって理想の女性として完璧にはなれないし、誰も完璧にはなれないから、お互い様じゃないかな?」
「嫉妬とかしないの?」
「するけど、責めたりはしないで、嫌だったとは言いますよ。そしたらごめんって言ってくれて、しばらくは落ち着きます。それで良しとしないとね。」
( ̄▽ ̄;)
私が元カレと1年で終わったのは、彼のせいだけでなく、彼という人を理解してつきあってい
なかったからだ。
人にはそれぞれ性格があり、短所長所を持ち合わせている。付き合うときには、長所の部分を見てつきあうより、短所の部分を受け止められるか?だと思った。
短所の部分を、治して欲しいと吠えるより、まずは受け止めて、それでも愛せるか?
元カレからみたら、いつもお決まりパターンでつきあった女性から吠えられていたが、彼女みたいに受け止めて、良いところを褒めてくれたら、浮気癖も数は減っていくのだろう。
私よりも5才も年下な彼女から学んだことだった。
それから、彼女とはいろんなことで意気投合し、洋服まで貸しあう仲になった😊
元カレ抜かして会うことが多くなり、元カレは不思議そうでしたが👻
でも、時々思うのです。
彼女が、お姉ちゃんって私のこと呼ぶのは、私と元カレの昔話知っているかも😅
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